エアロフォンのストラップ おすすめ3種を比較レビュー
こんにちは、しゅうこです!
デジタル管楽器のエアロフォン、おうちでも気軽に練習できて本当に楽しいですよね。でも、熱中して練習しているうちに
首や肩がすぐに痛くなってしまってつらい…
という悩みを抱えていませんか?
もしそんな痛みや負担を感じているなら、それは楽器を支える「ストラップ」を変えるだけで、劇的に解決するかもしれません!
今回は、私が実際に使用してきたストラップ3種類を徹底レビューします。それぞれを装着したときのイメージ写真も交えながら、首や肩への負担の違い、使い心地の本音を詳しく比較しました。
あなたのストラップ選びの参考になればとても嬉しいです。ぜひ最後まで読んでみてください。
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目次
ストラップ次第でエアロフォンの演奏しやすさは劇的に変わる!
以前に書いた「購入おすすめ品4選」の記事の中で、本体購入時にセットで買わなくてもいいものとしてストラップを挙げました。
エアロフォン本体にはストラップが付属しています。届いたその日から付属のストラップを使って、演奏を楽しむことができます。
そのため、まずは標準で付いてくるストラップをそのまま使ってみるのがおすすめです。人によっては「付属のもので全然問題ないよ!」という方もいらっしゃると思います。
しかし、もし「首や肩が凝るな…」「じわじわと負担がかかって痛いな」と感じる場合は、ストラップを変えるだけで驚くほど負担が緩和されます。練習の快適さがまったく変わってきますので、ぜひ買い替えを検討してみてください。
今回は、私がこれまでに使ってきた「付属ストラップ」「BIRDストラップ」「ブレステイキング」の3種類をじっくり比較していきます。
【レビュー①】手軽に始められる「付属のストラップ」
エアロフォンに付属しているストラップは、幅が約1.6cmのシンプルなひも状の形状です。アジャスターで、自分の好みの長さに調節することができます。
楽器との接続部分には、エアロフォンのストラップ・リングにひっかけるためのプラスチック製のフックが採用されています。
エアロフォンは電池を含めても約1.1kgと、管楽器の中では非常に軽量に作られています。それなのに、なぜ首が痛くなってしまうのでしょうか?その理由は、ストラップの幅が狭いために、楽器の重さがすべて首の一点に直接かかってしまうからです。
私の場合、この付属のストラップでは、首が痛くなってしまいました。そのため、首に優しい新しいストラップを探すことにしました。
ストラップだけでなく、腕や親指の持ち方を見直すのも負担の軽減につながります。
【レビュー②】カスタム自由「BIRDストラップ」
付属ストラップの次に入手したのが、株式会社タツミ楽器が販売している「BIRD(バード)ストラップ」です。こちらはサックスやクラリネットといった、管楽器用の定番ストラップです。
ひも状のストラップは首元を左右から圧迫しやすいのですが、BIRDストラップは「V型プレート」という独自のパーツによって紐が左右に広がるため、首元の圧迫感が緩和される設計になっています。
さらに、首に直接当たる部分にはクッション(ネックパッド)が付いており、首への負担を軽くしてくれます。
パーツごとに好きな素材や形状を自分で選ぶことができ、カラーバリエーションも豊富なので、自分好みの見た目にカスタムできるのも楽しいポイントです。
汚れたら洗濯できるウォッシャブルタイプもあります。
ウインドシンセサイザー専用モデルも登場
2022年10月から、「ウインドシンセサイザー用バードストラップ」が新しく発売されています!
この専用モデルには、背面でイヤホンのコードを固定できるパッチや、楽器の激しいブレを抑えてくれる補助ブレード&フックセットという、電子楽器ならではの画期的な仕組みが追加されています。
エアロフォンを演奏するとき、ストラップ・前歯・両手の親指だけで楽器を支える瞬間は、どうしても本体がぐらつきやすくなります。この補助ブレードがあれば、演奏中の安定感がぐっと増すため非常に助かると思います。
実際に使ってみた感想とフィット感
当時は専用モデルがなかったため、私は通常のサックス用モデルを購入しました。選んだ仕様は以下の通りです。
- 型番・サイズ:WBS-AS-S(Sサイズ)
- ネックパッド:スタンダード(クッションが厚めのタイプ)
- V型プレート:スタンダード
実際に装着して吹いてみると、ネックパッドがしっかりと首をサポートしてくれて、付属ストラップのような「肌への食い込み感」はかなり軽減されました。
また、フック部分が頑丈な金属製になったことで、プラスチック製だった付属フックよりもホールド時の安定感が格段にアップしました。
ウォッシャブル仕様のパッドは汗を優しく吸い取ってくれるため、首元のペタペタした不快感がありません。ただ、夏場はたくさん汗をかくので、肌に直接当てる場合は定期的に洗濯するのが良さそうです。
少し気になったのは、ネックパッドの「スタンダード」タイプはクッションがかなりがっしりしている点です。私の首回りでは、パッドの上側の縁にばかり重みが集中してしまい、下側の縁がほんの少し浮き上がってしまうように感じました。
もしかしたら、首や肩回りの骨格ががっしりしている男性のほうが、きれいに平らにフィットしやすいのかもしれません。
もし私がもう一度選んで購入するなら?
購入した当初はあまり深く考えていなかったのですが、BIRDストラップの「V型プレート」にはサイズ違いが存在します。
実は、V型プレートは標準の「スタンダード」よりも、幅の広い「ワイド」を選んだほうが、首元の解放感がさらにアップすると思います。
比べてみると、スタンダードプレートの幅は10cmですが、次に紹介するブレステイキングの幅は16cmあります。このパーツの幅が広ければ広いほど、紐が首から遠ざかるため圧迫感が減り、さらに楽器の重心が首ではなく「肩側」へと下がります。
ワイドタイプのV型プレートの正確な寸法は公表されていませんが、見た目的には16cmに近い広さがあります。これを選べば、先ほど挙げた「パッドの下の縁が浮いてしまう問題」も、角度が緩やかになって解決しそうです。
また、ネックパッドも厚いスタンダードではなく、あえて薄手の「スリムタイプ」にしたほうが、私の体型には密着してなじんだかもしれません。
もう一度BIRDストラップを買い直すなら、私は以下のような組み合わせを選びます。
- おすすめカスタム1:ネックパッド(スタンダード) + V型プレート(ワイド)
- おすすめカスタム2:ネックパッド(スリム) + V型プレート(ワイド)
BIRDストラップはパーツ単体での買い替えもできるので、プレートだけワイドパーツを買って付け替えることもできます。このストラップには約10か月間お世話になりました。
ただ、「もっと首を自由にしたい、重さを分散させたいな…」と思うようになり、Breathtakingに買い替えることにしました。
【レビュー③】肩で支える「ブレステイキング」
BIRDストラップによって首元の苦しさはかなり軽減されたものの、やはり首で楽器を支える構造上、長時間の練習後は首の痛みが気になるようになりました。もっと肩まわりへと負担を逃がせる製品はないかと調べて購入したのが「ブレステイキング(BREATHTAKING)」のストラップです。
こちらは広島県に本社を構える株式会社BREATHTAKINGが、開発・製作・販売しているストラップです。開発者でありサックス奏者でもある小村由美子氏が、「頸椎ヘルニア」を患った実体験をきっかけに、体に負担をかけない構造を何年も研究・自作して製品化されました。
今や日本だけでなく、世界中のトッププロ演奏家たちに愛用されています。
細部まで「いかに奏者の体を守り、快適に演奏してもらうか」という熱い情熱がひしひしと伝わってくる逸品です。手作りの本革製ということもあってお値段はかなり張るのですが、「今後の音楽ライフへの投資!」と思い切って購入しました。
- 私が購入したモデル:LithePremiumII(ライザプレミアム2)
- 仕様・サイズ:セーフティフック仕様 / Sサイズ
- カラー:ブラック
定番カラーのほかにも、毎年オシャレな数量限定カラーや限定デザインモデルが発売されているので、公式サイトをこまめにチェックしてみるのがおすすめです!
実際に演奏してみた感想
ブレステイキングは、ストラップ全体のカーブが両肩のラインにピタッと乗る形状のため、首への縦の負担が驚くほど少なくなります!
私は普段から本当に重い肩こりに悩まされているので、ブレステイキングを使っていても肩のまわりが少し張るような感覚はあります。それでも、首への負担はほぼなくなりました。肩の疲れも、10分ほど休憩を挟めばすぐに再開できるレベルです。
購入時の小さな注意点として、新品の状態で届いたばかりの本革はかなり硬く、そのまま首にかけるだけでは体にうまくフィットしてくれません。
説明書通りに、手で何度も何度も揉みほぐして革を柔らかくしてから使用します。私の場合、50回くらいしっかり揉み込んで、ようやく馴染んできました。
なお、夏場などに素肌へ直接装着すると汗で皮脂がついてペタペタしやすいため、私は必ず襟付きの洋服でレッスンを受けています。家で襟のないTシャツなどで練習するときは、ストラップの下に薄いキレイな布(ふきん等)を挟んで演奏し、吹き終わったあとに革についた汗や汚れをふき取るようにしています。
世界中で愛される商品価値
先述の通り、価格はBIRDストラップのさらに倍以上するため、楽器を始めたばかりで買うにはかなり勇気がいるお値段だと思います。
ですが、今となっては「こんなにラクになるなら、悩んで遠回りしていないでもっと早く買っておけばよかった!」と心から大満足しているアイテムです。
ただ、付属ストラップやBIRDストラップをそれぞれ経験したからこそ、このブレステイキングのよさを実感できたのかもしれません。
1.1kgという軽量なエアロフォンでさえこれだけハッキリと負担軽減を実感できるので、アコースティックサックス(特にテナーサックスやバリトンサックスなど、重量が数キロにもなる重い楽器)を演奏される方ほど、違いを感じられるかもしれません。
さらに負担を軽減する「ラップリフト」
ブレステイキングには、演奏をさらに快適にする「ラップリフト」という専用のパーツが用意されています。
これをストラップの内側に取り付けると、ストラップ本体と体との間に絶妙な「クッションの空間」が生まれ、ストラップがフワッと浮き上がったような感覚になります。
これにより、肩や首にかかる下向きの負担をさらに軽減してくれます。
リバーシブル構造になっていて、洋服の上に重ねるときと、肌に直接触れるときで、使い分けることができます。
実は、以前購入してすぐ試したときは、まだ本体の革自体が硬くて馴染んでいなかったせいか、硬い感じが気になって使っていませんでした。ですが今回、この記事を書くにあたって装着してみました。
装着した姿を写真で細かく見比べてみると、襟の高さが少し違う影響もあって見た目のシルエット自体はそこまで大きく変わらないように見えます。
でも、実際に構えて息を吹き込んでみると、ストラップが肩からわずかに浮くので、首や肩まわりがいつも以上に軽くなるのを感じました。
今回ご紹介したストラップ以外に私が使っている機材は、こちらの一覧でまとめて確認できます。
まとめ
今回は、エアロフォンの練習をより快適にするためのストラップについて、初期状態の「付属ストラップ」、カスタムが楽しい「BIRDストラップ」、憧れの「ブレステイキング」の3種類のリアルな使用感をご紹介しました。
首の痛みや肩こりに悩まされている方は、ぜひご自身の体に合ったストラップを見つけて、その違いを肌で実感してみてください。
- 首や肩の痛みがなくなれば、練習時間が増えます!
- 「もっと吹いていたい!」と思えることで、エアロフォンが今よりもっと大好きになること間違いなしです!
最後になりますが、とても重要な「サイズ選び」について補足します。ストラップの最適なサイズは、ご自身の身長や体型、体格によって大きく異なります。
ちなみに私は身長154cmの標準体型で、BIRDストラップもブレステイキングも、どちらも「Sサイズ」を選択しました。
大型の楽器店などでは、実際に試着させてもらえる店舗もあるので、不安な方はぜひお店で一度試してみてください。
ブレステイキングの公式ホームページ内の「よくある質問(FAQ)ページ」に、体型別のサイズ選びの目安チャートが詳しく掲載されていますので、そちらも参考にしてみてください。